栄四郎瓦の防水性能
[プラウドUU40G]

日本の平均的な年間降水量は約1,500mm~2,000mm。多雨地域では4,500mm以上にも達します。また、近年では集中豪雨が頻発し台風もその勢いを増しています。

こうした状況下、当社でも防水性能を強化した製品の開発に日々励み、なかでも[プラウドUU40G]は防水性能に優れた製品と自負しております。

当ページでは[プラウドUU40G]の防水性能テストの結果とともにその特徴を紹介します。

当社比較:防水性能テスト

新たな機能を搭載した[プラウドUU40G]
改良による防水性能の向上が[新・旧]製品間での比較テストからもわかります

UU40ハイパーZ(改良前)とUU40G(現行品)の比較テスト
ー 雨量:近年の集中豪雨以上を想定 ー

他社比較:防水性能テスト

当社製品[プラウドUU40G]は、他社製品と較べて浸水量が非常に少なく、防水性能が際立つ結果となりました

テストの様子

当社製品である栄四郎瓦[プラウドUU40G]と他社類似平板瓦3製品のテストを行ないました

テスト条件

防水性能テスト用に過酷な条件として、故意に瓦間の隙間(1.6mm)を設けています

  • 試験時間:15分間
  • 屋根勾配:2.5寸
  • 雨量:400mm/h
  • 風量:正面より平均10m/sec
  • 瓦間の隙間:1.6mm

テスト結果

今回テストを行なった他社製品の一部は「緩勾配対応」でしたが
防水機能を備えた当社製品[プラウドUU40G]の浸水量の少なさが際立つ結果を確認しました

漏水状況 プラウド
UU40G
緩勾配対応
他社製品A
緩勾配対応
他社製品B
他社製品C
浸水量
(ml/㎡・分)
2 31 22 12
[1]
吹込しぶき水
×
[2]
アンダー部水返乗越水
××
[3]
尻水返し乗越水

各社製品の漏水状況

防水性能テスト時の他社製品当社製品[プラウドUU40G]の状態を図と写真で解説

漏水状況の図解

他社製品A

緩勾配対応製品(A社):横から見た図

横から見た図(イメージ)

吹込しぶき水:写真

[1]吹込しぶき水
上段瓦の中央に溜まり、滴下。

アンダー部水返乗越水:写真

[2]アンダー部水返乗越水
上段瓦裏面を伝い、上段側突起から滴下。

ー 浸水量 ー
31ml/㎡・分

他社製品B

緩勾配対応製品(C社):横から見た図

横から見た図(イメージ)

アンダー部水返乗越水:写真
アンダー部水返乗越水:写真

[2]アンダー部水返乗越水
上段裏面と下段裏面の両方から滴下。

ー 浸水量 ー
22ml/㎡・分

他社製品C

緩勾配対応製品(B社):横から見た図

横から見た図(イメージ)

アンダー部水返乗越水:写真

[2]アンダー部水返乗越水
上段瓦裏面を伝い、上段側突起から滴下。

ー 浸水量 ー
12ml/㎡・分

当社 プラウドUU40G

プラウドUU40G:横から見た図

横から見た図(イメージ)

吹込しぶき水:写真

[1]吹込しぶき水
上・下段の瓦の隙間から侵入したしぶきは少量。滴下無し。

ー 浸水量 ー
2ml/㎡・分

プラウドUU40G 製品ページへ

栄四郎瓦[プラウドUU40G]が他社製品以上の防水機能を持つのは
なぜ?

[プラウドUU40G]防水機能のポイント

当社製品[プラウドUU40G]の防水機能の優位性が試験結果からも明らかとなりました
[プラウドUU40G]の防水機能の仕組み を紹介します

プラウドUU40Gを葺いた状態:図

葺き上げた状態

アンダー部水返し:図

アンダー部水返し
左右の瓦の隙間に付いた3重構造の高い水返しが奥へと流れ込もうとする水の侵入を防止。

尻水返し:図

尻水返し
上下の重なり部分に付いた上下の水返しが下から吹き上がる水の侵入を防止。
この構造は特許を取得している、当社独自の技術です。
特許取得済